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私達は2011年3月11日に起きた未曾有の大惨事「東日本大震災」の鍼灸施術ボランティアを震災の翌月から行っています。

福島県南相馬市ボランティア第4回〜第6回報告

 [被災地復興支援チームリーダー 岡島 靖典]

南相馬市の実態

一昨年3月よりお伺いする様になり、昨年10月で第6回を数える事となった福島県南相馬市鹿島区応急仮設住宅内にある数カ所の応急仮設集会場。我々がお伺いしている福島県南相馬市は小高区、原町区、鹿島区の3つの区からなり、昨年11月現在で56,949人の方々が居住されています。

東日本大震災に伴う福島第1原子力発電所の事故により放射能が飛散し、原発の立地する近隣の双葉町、大熊町より半径20km圏内は全て避難という事態になました。南相馬市も小高区、原町区から平成23、24年にかけて約6,000人の方々が県内外へ転出されました。

私たちが毎回お邪魔している南相馬市鹿島区はそんな原発20km圏内の同市、小高区、原町区も方々が県外の避難地から南相馬市に帰還された方々が応急的に住まわれている仮設住宅があるところです。

先延ばしになる「復興」

 

今年7月12日に小高区と原町区の避難指示が全面解除になり現在は、原発事故前に住んでいた自宅改修をし、我が家に帰られる日を心待ちにされている方々や復興支援公営住宅への入居を待っている方々、また新たな場所に居住地を求めて家が完成するまでの間、避難されている方々が住まわれています。昨年中頃までは、今年3月には仮設住宅への居住期限が来て全員退去という話でしたが、それも復興支援の公共住宅の完成や家の修繕、建設や除染が大幅に遅れている為、平成30年の3月まで退去期限が伸びたようです。この建設の遅れも東京オリンピックの関係などで業者が手薄になり復興自体が遅れているようです。
災害の復興とオリンピックどちらが優先される事態なのでしょうか?
東京オリンピックは当初誘致の際には7000億円弱で出来るような計画でしたが先頃の発表では3兆円も掛かるとか、何のためのオリンピックなのか。福島の方々は「我々は見捨てられたか」と肩を落とされます。返す言葉がありません。

オリンピック誘致の折、安倍首相は「福島は大丈夫です」と全世界に向けて声高らかに発信していました。震災から今年の3月が来れば丸6年帰宅困難地区の現状は何も変わっていません。第1原発も多くの方の努力があるのでしょうが状態の改善には程遠いです。双葉町の一部の避難解除が今年3月に予定されていたが除染の遅れやインフラ整備の遅れで見通しが立たない状況。これから20年後福島県の浜通りはどうなるのでしょうか?

応急仮設集会場について

我々がお尋ねしている南相馬市鹿島区の応急仮設住宅内にある応急仮設集会場は周囲を2,000戸以上の仮設住宅に囲まれそれぞれの地区に1か所ずつ設置されています。地区ごとに室内は中々趣向を凝らされていて、あちらこちらの集会場にお邪魔するのも楽しみの一つでした。以前は午前中に1集会場、午後に1集会場という形で施術にお邪魔していましたので、土曜日、日曜日は午前と午後で2会場、月曜日は午前中までで1会場の計5会場で施術をしていました。

最近はご自宅に帰宅された方や復興支援の公営住宅に入られた方、新たな土地に移られた方々で入居者も減り、3日間で3カ所の集会場に絞ってお伺いしています。
入居されている方々からは「是非また来てほしい!」とお願いされていますが入居者の人数の問題でいつまでお伺いできるかは今のところ未定ですが、次回があるとすれば以前の様に5ケ所の集会場を回らないと施術希望者が集まりにくいかなとも考えています。

施術記録

昨年は4月9〜11日(第4回)、7月9〜11日(第5回)10月22〜24日(第6回)の計3回お邪魔しました。第4回が5名でお邪魔し80名弱、第5回は3名で60名。第6回は4名で70名程の方々に施術させて頂きました。
施術は、予診票を施術希望者に記入してもらい、血圧と体温を測り、予診票に沿って問診、触診をして統一カルテを作成します。ここで記入するカルテと日常診療で記入するカルテとの大きな違いは、震災にて体験したことや失った事や家族、被災した状況など機会があったら聞き取り記入します。強引に聞き出すことは間違ってもしませんが話の流れの中でという事になります。
何故この様な事を書き留めるかというと、災害時の施術ボランティアは複数の術者で行くのが当たり前です。単独で赴く様な事はありませんし、それは厳禁です。よって施術させて頂いた方を次回も同じ術者が施術させて頂くことになるとは限りません。なので、被災者の方々に辛い思い出を何度も話してもらわない様に一度聞いた悲しい事柄はカルテに書留めておいて、出来るだけ被災者の心に寄り添える事が出来ればと努めました。

施術時間は30分位を目安に各々普段の治療室で行っている日常的な施術にて対応してもらいました。今まで6度同じ集会場に伺いしましたが「あの人でなきゃダメ」という様な事は一度もありませんでした。手の空いている施術者が誰にでも対応する事が出来ました。

鍼灸治療について

使用鍼については全て(株)セイリンさんよりご提供頂いています。尚、パイオネックスについては1日しか同会場で施術が出来ない為、術後の指導が徹底出来ない事などから使用していません。灸については長生灸のライト(ぬるめ)を多く使用します。鍼通電に於いても個々普段の診療の様に施術してもらいました。

鍼灸治療については未経験の方も多く、最初は「鍼?した事がないし、怖いよ〜!」などと云っていた方々が次にお伺いする時には、他の方にも勧めて頂けるほどのファンになってくれていたのには正直驚きでした。やはり鍼灸は素晴らしい治療法ですね。尚、鍼灸の施術のみならずマッサージの施術も有資格者は行っています。こちらも大変喜ばれています。私達が一昨年の3月に南相馬市へお邪魔するまでは、殆ど鍼灸やマッサージの有資格者は入っていなかった様で「この様な本格的な治療をしてもらえて本当に嬉しい」と口々に言われていました。勿論カルテを取る様なボランティアは皆無だった様です。私たちは毎回共通のカルテを取りますのでそれも信頼の一つかと思っています。

被災地の未来

これから南相馬市鹿島区にある多くの応急仮設住宅は、段々退去される方が多くなり、入居者が少なくなった地区については別の地区の仮設住宅に集約されていく見通しの様です。今まで住み慣れた土地を追われ大変な生活を強いられてきた被災者の皆さん、これからまた新たな場所でコミュニティーを創っていかなければなりません。とはいえ高齢化が進んでいる住民の皆さんです。今後の行く末が気になるところです。

また、これからも仮設に住まわれる方々以外で、すでに別の地区に移られた人たちや復興支援の公営住宅に入られた人たちでわざわざ施術に訪れてくれた人たちがおっしゃっていました。「今まで薄い壁で隣のテレビの音も人の声も筒抜けのプライバシーのない狭い応急仮設住宅から漸く解放されホッとしたと思ったのだけれど、今まで煩わしかったお隣の声や騒音が無くなり、またポツンと一人きりになってしまった。一人はさみしいよ」「引っ越しをしたのは良いがこれからの生活が不安で一杯!」とこぼしてらっしゃいました。

各々の応急仮設住宅にいらっしゃる自治会長さん方も「今までは安否の確認は仮設なら楽にできたが、戸建てや3、4階建ての公営住宅に入ってしまうとできないからなぁ」と心配されていました。これから先まだまだ不安の種はなくなりません。この状況の中でも毎日を生きて行かなければなりません。

ですが、毎回思う事は仮設にいる方々はとにかく明るいんです。「明るくしてなきゃあ、生きていけねえ!」と言っています。

今年も機会を作ってまた伺います。これも全ていつも同行して一緒に活動して頂ける斉藤利信、小野強次、関口かおる、山岸由果、藤松志乃理各会員のお陰です。一人では何もできませんが集まれば何でも出来ます。「一人は皆の為に、皆は一人の為に」です。

皆さんも、時間があれば現地の「今」を見に行きませんか?報道されない現地の「今」を…。


ボランティア活動

去る、平成28年4月9日〜11日まで福島県南相馬市鹿島区仮設住宅仮設集会場へ昨年より第4回目になる復興支援鍼灸マッサージの施術ボランティアに、少しでも日頃の疲れを癒して頂ければ幸いと思い、片道600kmの道のりを仲間5名で行ってまいりました。

今回も過去3回同様70名ほどの皆さんに施術をする事が出来大変喜んで頂きました。鹿島区の仮設住宅も本年7月をめどに原町区、小高区ともに帰宅解除になります。全ての方々が帰宅できるわけではないと思いますがこれからも支援の手は差し伸べさせて頂くつもりでいます。次回は7月を予定しています。

鍼灸施術ボランティア活動

私達は2011年3月11日に起きた未曾有の大惨事「東日本大震災」の鍼灸施術ボランティアを震災の翌月から行っています。
現在は福島県南相馬市鹿島区寺内にある「絆診療所」の皆様方のご協力により数多くの仮設住宅内ある集会場にてボランティア施術を行っています。当ホームページのメインの画像はその際に撮影したものです。※向かって右から2番目が私です。


「絆診療所」の遠藤医師はご自宅も病院も被災された、ご自身も被災者なのですが、仮設にお住まいの方々の為に震災直後よりプレハブにて診療を行っています。こちらの管理栄養士である鶴島さんに施術場所(集会場)をコーディネイトして頂いて施術に当たっています。

2015年11月「南相馬のボランティア」

 

昨年11月7〜9日、第3回目となる南相馬のボランティア。
南相馬市鹿島区にある仮設住宅の集会場5カ所を回り、80名の方々に施術できました。
皆さん待っていて下さる様になりました。

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